半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4075 「道徳プチ教材」作成中

休業中はずっと道徳の教科書をちょっぴり楽しくする「道徳プチ教材」を作っています。

道徳の教科書の特徴として,こんなことを考えました。

①よくできているので,読めば何が言いたいかおおよそわかる。

②気持ちを考えさせる発問がつくりやすい。

③深い思考を促す発問づくりが難しい。

④長文が多いので,時間がかかる。

⑤時代が古いものがあるので,生徒がイメージできない。

⑥語彙力が低い生徒は理解できない話もある。

⑦ノンフィクション教材が多いので,ネットで詳しい情報が得られる可能性がある。 

両手を挙げて「面白い!」とは言えないのが本音です。

さて,この「道徳プチ教材」を使って道徳授業をして,生徒も教師も楽しんで欲しいと思います。

あくまでも「プチ」ですから,足りない部分は授業者が追加していくことになります。

さて,今日は,1年生の教材2本を作りました。

その中に,星野富弘さんを扱った教材がありましたが,これをどう料理するか随分考えました。

その結果,最後のスライドをこんな感じにしました。これで1年と2年の教材はほとんど作りました。(中にはどうしても楽しくできない教材がありましたので,保留しています)

明日からは,3年生の教材を作ります。

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