セミナーでの学びの2回目です。
講座2「教科書教材&開発教材の道徳授業づくり」
今までに数多くの道徳授業教材を開発してきたT先生の実力が発揮された内容でした。
今回は,教科書教材と開発教材を対比させた構成でわかりやすかったです。
演習では,教科書教材をつかった発問づくりがあり,いろいろな視点からできた発問が興味深かったです。
若手教師にとっても刺激的な演習となったことでしょう。
教科書教材作成には多くの制約あり,作者の考えや意図をストレートに入れることができない状況にあるようです。
そうやってできた教科書教材ですが,なかなか使いづらいというのは現状です。
年間35時間の道徳授業ですが,教えるべきは教科書の全ページではありません。
教えるべきは,22個の内容項目です。
ですから,35ー22=13,
つまり,13時間は開発教材の道徳授業をやってもいいのです。
教科書教材と開発教材のバランスを大切にして実施すれば道徳授業が教師のとっても生徒にとってもいい時間となると思います。