23日(水)に市道徳部会で公開予定の道徳授業指導案がようやく形になりました。
今回は,指導案ではなく指導略案を書きました。
理由は,指導案作成に時間をかけるのではなく,教材開発や教材研究,発問づくりに時間をかけるべきだと考えているからです。
授業の実際を参観して意見交流をする訳ですから,授業についてもっと深めておく必要があるはずです。
しかし,実際は指導案について意見を言う人が出てきます。
こうなると指導案検討だけで交流の時間が終わってしまいます。
私の主張をまとめると
①研究授業という言葉は使いたくない。(研究する時間はない,研究授業と言われるほど研究していない)
②教材を参観者の事前配布し,発問を1つ必ず作ってくるように指示をしておく
(授業後の交流が深まる,授業参観の視点が明確になる)
③指導案は略案程度で良い。
(学習指導要領や学校教育目標との関連などは重要視していない)
④ただし,題材観については詳しく書く。(大切なのは形式ではなく,教師の見方,考え方,とらえ方である「観」を大切にする。この「観」が明確でないため,授業の柱がない,ふらついた授業になってしまう)
⑤教材開発や教材研究,発問づくりに時間をかける
(特に,発問づくりは時間をかける)
⑥授業後の交流では,授業の実際について深める
(堅苦しい授業研究ではなく,意見を言いやすい雰囲気をつくる)
⑦正しい批判をし,必ず代案を示す。
⑧指導案作成:授業準備(教材開発,教材研究,発問づくり)=2:8程度で良い
(ただの文句になってしまったり,自分の主張だけをして変える教師もいる。こんな教師ばかりだと他の教師が聞きたい言いたい時間がなくなってしまう)
まだまだ時間がありますので,指導略案の修正はほどほどにしておき,後は授業のスライド作成と発問づくりに時間をかけます。