半径3mの教育論

〈教育雑感編〉

4991 教育の急激なデジタル化を憂う

今日の読売新聞は,なかなかいい記事があり,すぐにノートに書きだしました。
1つは,「ONLINEシンポジウム 教育の急激なデジタル化の問題を考える」です。
この中で,メモした部分です。
①ミシェル・デミュルジェ氏の言葉「教師への投資を犠牲にしてデジタル化しても教育効果は落ちる」
酒井邦嘉氏の言葉「無駄こそ命。刺激がなく退屈な時にこそ,子どもは創造性を使って面白い遊びを始める。」
堤未果氏の言葉「PISA上位国は,教室の対人間関係を大事にする国が多い。」「スピードも効率も当たり前ですが,退屈や無駄の中に人生の価値が大人になって役立つものがあることをどれだけ伝えていけるかが重要な鍵。」「人間は想像力,共感力があって,そばにいない他者の痛みに寄り添うことができる。デジタルに置き換えられない価値のあるものを,いかに探し出し,意識していけるかが,デジタル時代を生きていくために一番大事なことだと思います。」
子どもを育てるということは,この国の未来をつくることだということを肝に銘じたいです。
このシンポジウムの動画は,2月14日まで無料で視聴できます。
2つめは明日以降,書きます。

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