昨日,市教委から卒業式を簡素化して行うようにという連絡を受けて,校長から,卒業生と保護者と職員と送辞を読む在校生代表が参加する式にするという話がありました。それを受けて先日の企画委員会で,3日(全校生徒が登校する最終日)に卒業生を見送る式を行ったらどうかという提案を私がしました。校長も賛成して,その日の夕方の職員会議で教務主任が,その旨を提案しました。
ほとんどの先生たちが賛成すると想像していましたが,数名の先生から授業の内容が終わっていないので急な変更は困るという意見が出ました。これで少々もめましたが,結局,この式を実施することになりました。
こんないきさつがあったので,今朝学年の先生たちに1枚のプリントを配りました。
今日の読売新聞の「気流」に載っていた記事に私の考えを書いたものです。(写真)
そして,今日の6時間目に「卒業生を送る式」を行いました。式歌中心の内容でしたが,全校生徒で歌った,「旅立ちの日に」「西海賛歌」「校歌」はとてもよかったです。1年生も前回の練習の時とは違って一生懸命に歌いました。本当の式ではありませんでしたが,在校生の思いが伝わるいい式だったと思います。やはりやってよかったと思います。
緊急事態で学校現場が混乱している中,生徒を大切にするためには,教師は何を最優先にすべきなのかをしっかりと考える必要があると思います。