毎朝のルーティンワークである渡り廊下でのあいさつ運動をしている時に、2年生の女子生徒が2人通りかかりました。
立ち止まって、ちょっとした雑談をしました。
その中で、こんな話をしてくれました。
「1年生の頃より、点数が上がりました」
「テストの点が倍になりました」
「授業が面白いです」
「わかりやすいです」
これは最高のほめ言葉だと思いました。
さて、研究授業後の研究協議では、教師の視点ばかりが重要視されています。しかし、大切なことは、授業を受けている生徒の視点だと思います。
「めあて」や「まとめ」を板書する。
「めあて」を生徒に考えさせる。
タブレットを使う。
班学習を取り入れる。
ミニホワイトボードを使う。
こんな授業を生徒がどのようにとらえているか、どのように感じているのかが重要なのではないかと思うのです。
最先端の機器を使い、流行りの理論に基づいた授業をしても、楽しい、わかりやすい、成績が上がったという生徒の声が上がらなければ、その授業が本当に良いものとは限らないと思います。
まずは、学びから逃げている生徒の学びのモチベーションをどうやって高めるかが重要なのです。
これが本当の意味での「主体的に学ぶ」ということではないかと思います。