半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3006 第3回佐世保教師塾

今日の夜は,第3回の佐世保教師塾でした。
部活動がある中学教師は,午後7時に集合することは難しいのですが,本日集まったのは大学生3名を含んで9人でした。
本当に意欲がある人たちだと思います。
本当ならば,自宅でゆっくりとくつろぎたい気持ちがあるはずです。しかし,9時までしっかりと学ぶ素晴らしい人たちです。
さて,内容はN先生が熱心に取組んでいる部活動指導についてでした。
トップダウンの部活指導ではなく,ボトムアップ理論に基づく部活動指導の実践報告でした。
これが生徒の自主性を育てていくということです。
つまり,部活指導と学級経営をリンクさせることで大きな柱ができ,うまくいくのではないかということです。
なかなか興味深い指導だと思います。
次回は,この理論に基づいた指導の結果,どうなったかを報告するそうです。
私は,昨日も紹介しましたが,「道徳授業の発問づくり」について講義をしたのち,30分ほど演習をしました。
1つの資料を読んで,一人ひとりが発問をつくるというものです。
一人ではなかなか難しい発問づくりですが,こうやって協力すればいろいろなアイデアが生まれてきます。
これを現場でも是非,やってほしいと思います。
行事や生徒指導などで協力するのではなく,道徳授業づくりでも協力するのです。
これを繰りかえすことで本当に意味での同僚性が生まれていくのだと思います。
塾が終わって,大学生3人と遅い夕食をファミレスへ行きました。
そこでも,いろいろな話ができました。
なかなか忙しい1日でしたが,内容が濃い1日でもありました。