半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3005 講座名「道徳授業の発問づくり」

道徳授業づくりで一番悩み時間がかかるのは,発問です。
どんなにいい資料でも発問がマズイと生徒の本音を引き出すことができません。
また,従来の副読本道徳では気持ちを問う発問が多かったです。
気持ちを問うことに対して絶対反対ではありません。
場面によっては,「この時,○○さんはどんな気持ちだったと思いますか」と問うこともあるからです。
しかし,従来の道徳授業ではすべてにわたり当然のように気持ちを問うていました。
これでは,生徒の意欲は高まりません。
資料や生徒の実態に応じて,発問を変えていく必要があると思います。
発問づくりの一番の近道が,優れた発問に触れることです。
ということで,明日の教師塾では「道徳授業の発問づくり」と題して1時間程度の講義をします。
私が出会った優れた発問を紹介することで,発問づくりのヒントを与えることができればいいと思います。
演習も組み込んでいます。