半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2423 生徒のせいにしていいのか②

昨日の記事が「日向教育サークル」のブログに転載されていました。
そして,この記事に関するコメントが書かれていましたので,さらに転載します。<引用始まり>

中学校では,
一年中ぼやきあい,慰め合いが続くらしい。

小学校では,
5月をすぎて,
こんなことでぼやいていると,
同僚からダメ教師の烙印を押される。

ぼやきたくなる課題を
自分がなんとかしようと作戦を練ることに生き甲斐を感じるのが小学校である。

小中一貫教育を機に,
小学校の前向きな気風を中学校にも伝えていきたい。<引用終わり>

とても耳が痛いコメントです。
中学校教師は,平日の放課後も部活指導,土日の休日も部活指導で忙しいと思います。
しかし,部活動だけを熱心にやっておけばいいということではありません。
まずは,授業だと思います。
「授業で勝負」などと言っていますが,こんな状況では勝負どころか,不戦敗になってしまいます。
小学校と中学校では,子供の実態が違うので指導法も違って当たり前です。
しかし,授業に対する姿勢,学ぼうとする意欲はどちらも同じだと思います。
実際,私自身も全国の小学校の先生たちから学ぶ意欲や学ぶ楽しさを教えられたことが多いです。
是非,中学校教師には,連休中に,教育書の1冊でも読破して欲しいと思います。

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