半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2376 サークル例会

昨晩は,月に1度のサークルでした。
集まったメンバーはいつもの4人でした。
内容は,以下の通りです。
①2月の鈴木健二先生のセミナーの反省と総括
②6月に開催予定の教師修業セミナーの内容検討
③A先生は,他の先生が実践した認知症の高齢者の生活を資料にした道徳授業の報告。いくつかの疑問点が出ました。その1つのこの授業を通して,自尊感情をどうやって高めることができるのかということでした。また,「90歳の自分から,今の自分に手紙を書こう」という指示がありましたが,この指示についてもいくつかの疑問が出ました。果たして,小学6年生に書けるのか。この発問の意図は何か。
③A先生の2つ目。道徳授業の「ねらい」についての報告。日頃から,ねらいをどういう風に書けばいいのか迷っている教師も多いと思います。しかし,あまり考えずに学習指導要領に書いてある文言を借りるような教師もいます。この「ねらい」だけでも1冊の本が書けそうです。
④B先生は,学級通信。生徒が読みたくなるような通信を数多く出す,その意欲がいいです。
次は,回数を絞ってB先生の教育観が見えるような内容にしてみてはどうかと思いました。
⑤C先生は,卒業式の総練習で生徒に語る文の紹介でした。卒業式当日,学校長は式辞を言えますが,教頭は言う場はありません。ですから,総練習で生徒に思いを語るということは,いい考えです。他の学校の教頭もやって欲しいと思います。
⑥私は,先日行った3年生に贈る最後の道徳授業の報告をしました。終わり方が,学活のような感じという意見をもらったので,改善したいと思います。