教育論
先日のセミナーで「考える道徳」について私なりの考えを紹介しました。 その根拠になるものが,学習指導要領とその解説編です。 自分の考えを持つためには,根本から考える,原典にあたる,本質を考えることが大切であると野口先生から教わったからです。 し…
群馬の羽鳥先生から,「日本人を育てる教育実践研究会」の通信をいただきました。 2011年11月から2017年3月まで,合計で50号分の資料でした。 メールの文をワードにコピーすると273枚にもなる大作です。 この会を立ち上げる際に,深澤久先生が書かれた文の一…
いよいよ明日は,始業式です。 その準備のために3日間のほとんどを使って職員会議を行いました。 しかし,ここまで会議をする必要があるのでしょうか。 新しく転入してきた職員は,いろいろと分からないことが多いので,会議を開いて質問や共通理解をしたい…
年度末が近づき,通知表や指導要録の時期になりました。 各教科の評価,評定はもちろんですが,生活の記録や行動の評定もしなければいけません。 例えば,こんな評価項目があったとします。 「あいさつをきちんとすることができる」 この項目を評価するため…
学びは瞬間です。 今,学ばなければ,その機会は永遠に来ないかもしれないのです。 研究授業を参観して,疑問に思ったことがあったとします。あとから聞いてみようと考える教師がいます。 セミナーのチラシを見て,行ってみたいと思ったのに,ちょっと忙しい…
今日の1時間目に1年生の教室へ行ったところ,黒板に金曜日の英語の板書がそのままになっていました。 こんなことがどうして起こるのでしょうか。 これを見た教師が何人かいるはずです。 では,どうして黒板をきれいにするように指導をしなかったのでしょうか…
学ぼうという意欲があれば,いろいろなことから学ぶことができます 例えば,私的セミナー,書籍,サークル,研究授業,公的研修会などです。 昨晩の教師塾も学ぶ機会でした。 参加した人から,「勉強になりました」とか「自分でもやってみようと思います」と…
こんな話を聞いたことがあります。 帰りの会が終わった時に窓が開いていたので, (教師が)「窓が開いているから,閉めて帰って」 と言ったところ,どの生徒も動こうともしない。 もう一度言ったら,ようやく2人の生徒が動いて締めてくれた。 この教師は,…
今朝の読売新聞の記事です。 文部科学省は6日、中学や高校での部活動について、休養日を適切に設けるよう促す通知を全国の教育委員会などに出した。 指導に当たる教員の長時間労働を改善し、負担軽減を図る。 全国の国公私立中を対象にスポーツ庁が昨年行っ…
今日は,全員そろって勤務する最終日でした。 朝からずっと職員会議があり,最後に校内研修がありました。 校内研修のテーマが「いじめ防止」についてで,その中で次のような発言をしました。 いじめを防止するための決め手はないと思います。 決め手はあり…
一般的に,どの学校でも年度初めに研究テーマを決定して,そのテーマに沿った研究を進めています。 例えば, 「学力向上を目指した授業改善」 「学習意欲を高める指導方法の工夫」 「生徒の言語力や表現力を身に着けさせる方法」 今なら,「アクティブラーニ…
ある小学校の先生が書いているブログに「指導案は書いたら捨てる」という言葉がありました。 この意味は,授業は指導案通りにやってはいけないということです。 授業は生ものです。 授業はライブです。 ですから,計画通りに進むとは限らないのです。 生徒の…
まずは,この文章を読んでみてください。近くのスーパーへ買い物に行くと、2人の生徒とそのお母さんに会いました。1人目は1年生の女の子でした。その子とお母さんに軽く挨拶をしました。2人目はレジ精算後に出会いました。この子も1年生の女の子でした。2人…
学校で何か行事をする時は,おおよそ以下の流れで動いています。①担当教師が案を作成する。(昨年度の反省を生かす) ②不明な点があれば,昨年度の様子を聞く。 ③学年の行事であれば,学年主任と相談しながら内容を煮詰めていく。 ④日程調整などで教務主任と…