半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3192 「スジ論」

学校で何か行事をする時は,おおよそ以下の流れで動いています。

①担当教師が案を作成する。(昨年度の反省を生かす)
②不明な点があれば,昨年度の様子を聞く。
③学年の行事であれば,学年主任と相談しながら内容を煮詰めていく。
④日程調整などで教務主任とも相談する。
⑤案が完成すれば,教務主任に提出する。
⑥教務主任がチェックをして教頭へ提出する。
⑦教頭がチェックした後で,校長へ提出する。
⑧案が担当教師へ戻ってくる。
⑨修正などがあれば修正をして再提案する場合がある。
⑩職員会議で提案し,全職員の了解を得る。
⑪了解が得られれば,いよいよ実働する。


これらの①〜⑪のうち,どれか1つでも疎かにすれば,「スジ」が通っていないと思います。
「スジ」を通さないで,自分だけの判断で動く教師がいます。
最初は,「スジ論」を教えますが,何回も疎かにする教師は,基本的に相手にしないようにしています。
特に若手教師に「スジ論」を研修でしっかりと教えて欲しいと思います。