半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3421 「日本人を育てる教育実践研究会」

群馬の羽鳥先生から,「日本人を育てる教育実践研究会」の通信をいただきました。
2011年11月から2017年3月まで,合計で50号分の資料でした。
メールの文をワードにコピーすると273枚にもなる大作です。
この会を立ち上げる際に,深澤久先生が書かれた文の一部を紹介します。


〈引用はじまり〉

「日本人を育てる教育」の存在意義

(1)「個に応じた教育」・5段階評定の廃止・マイナス面記述の“消滅”といった普遍的・規準的人間像や学力像を曖昧にした「無指導教育」の蔓延状態が進行している。

(2) “横文字”語の氾濫や極端な言葉狩り的“人権”思想や外国語活動の本格的展開などにより、日本語という母国語の良さへの自覚や愛着が失われつつあるばかりか、「言葉」にこめられた日本文化すら知らない日本人が増大している。

〈引用終わり〉

日本の教育が見失っていることをズバリと指摘してあり,しびれます。

羽鳥先生の通信を読破した後,道徳授業を実践してみたいと思います。

今日の桜です。
雨でしたが,満開に近いと思います。
桜と造船所のクレーンの組み合わせが何となくいいです。