半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3418 明日は始業式

いよいよ明日は,始業式です。
その準備のために3日間のほとんどを使って職員会議を行いました。
しかし,ここまで会議をする必要があるのでしょうか。
新しく転入してきた職員は,いろいろと分からないことが多いので,会議を開いて質問や共通理解をしたいと考えているでしょう。
そのことはよくわかります。
3日間しかないという現実を顧みた時に,何を話し合うか,何を省略するか,何を後回しにするかをしっかりと考えて,日程を決めていくことが重要となってきます。
分からないところは,作業をしながら旧職員にたずねることもできます。
そういった会話を通して,距離が近くなることも多々あります。

結局,今日は9時から3時まで職員会議があり,学級準備はその後からやりました。
教室環境整備,学級名簿,給食分担表,ロッカー,靴だな,机いすのチェックなどやらなければいけないことが山ほどあります。
私は,6時ぐらいに帰宅しましたが,他の職員は夜遅くまで準備していると思います。
これが当たり前になってはいけません。
そうならないためにも,管理職は時間配分をしっかりと考えて,学級事務の時間を十分に確保するべきなのです。

時間がないと,戦略を十分に練ることができなくなってしまいます。
これでは,学級作りがうまくいくわけがありません。
生徒との関係づくりがうまくいくわけがありません。

忙しい中だからこそ,大切なことをじっくりと考えなければいけないことがあるのです。


明日,新しい学級の仲間とスタートした時に,生徒たちがどんな顔をするか楽しみです。

いよいよ明日から,実働します。

今日の桜です。