●「道徳教育2月号」(明治図書)★★★
この雑誌で一番楽しみにしている連載は,鈴木健二先生の「道徳授業の「自作教材開発」―その極意、教えます。」です。
今回は,道徳授業の終末について書かれていました。
私が見てきた多くの道徳授業の終末は,こんな感じでした。
①教師の説話
②授業の感想を書かせる
③動画を見せる
④名言でまとめる
⑤授業で学んだことを書かせる
⑥音楽を聞かせる
⑦詩を読ませる
鈴木先生は,終末で大切なことは,「身近な(自分自身の)問題としてとらえさせる」だと書かれています。
なるほどと思います。
例えば,感動的な資料を使い,生徒の心を揺さぶったとしても単なる資料の中だけの話で終わってしまうことになります。
道徳授業の目的の1つに,生徒を行動に移させるということがあります。
その目的を達成させるためには,鈴木先生が言われる通り,道徳授業で学んだことを通して,自分自身を振り返り,良い方向へ行動化させることが必要になってきます。
いろいろな終末があってもいいと思います。
また,1つ学びを得ることができました。
追伸:この雑誌に私の拙稿も掲載されていますので,よかったら読んでみてください。
- 出版社/メーカー: 明治図書出版
- 発売日: 2016/01/12
- メディア: 雑誌
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