半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5870 生徒の心を変えるためには

7月6日(土)に開催される「道徳授業づくりセミナー」の資料作成の真っ最中です。

仕事から戻り昼食をとった後,資料作成の時間に充てています。

私の講座タイトルは「どうして自分で道徳授業をつくるのか」です。

 

道徳授業の目的を生徒の心を変容させることとするならば,人の心が変わるきっかけは何だろうかとずっと考えています。

自分の人生を静かに振り替えると,自分の心が変わったきっかけとして,

大きいものは,人生の中での大きな出来事だと思います。

例えば,教師になったこと,結婚し家族ができたこと,子どもが生まれたこと,両親が他界したことです。

小さいものは,仲間や家族の言葉,本や映画や漫画や音楽などです。

大きいきっかけ,小さいきっかけの共通することは,喜怒哀楽によって「心が動いたこと」があったことです。

こう考えると道徳授業の必要条件の1つは,「生徒の心を動かす」ことという結論になります。

どうやれば生徒の心を動かす道徳授業ができるのか,この点をしっかりと考えることが重要となるはずです。

そんなことを考えながら,セミナーの資料を作成しています。

セミナーの残席がありますので,是非,ご参加ください。

https://www.kokuchpro.com/event/61f831d74901bf51f397d724f7f039e2/