半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2407 道徳授業の命って何?

今日もらった文書に,道徳授業について書いてありました。
結論から言えば,道徳授業の命は展開後段であるということでした。
確かに,前半に時間をかけすぎて後半急ぎ足になり,時間不足で終わる授業を時々見かけます。
こうなると,生徒同士の意見交換や深い思考をする時間がなくなってしまいます。
つまり,道徳授業の一番重要な部分が薄くなってしまうのです。
こう考えると,「道徳授業の命は展開後段である」と言いたくなります。

道徳授業の展開後段は大切なことは分かりますが,「命」だと言い切ることはできません。


私は,道徳授業の命は,「資料と発問」だと思っています。


生徒の心に響く魅力的な資料が必要なのです。
生徒の深い思考を促す,優れた発問が必要なのです。

資料探しで悩み,発問づくりで苦しむのです,