半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5584 社会科と塩あんパン

昨日の社会科授業で食料自給率を教えました。

その中で,卵,米,小麦,野菜,大豆などの自給率のグラフを提示しながら説明しました。その後,

「もし,外国からの輸入が止まると日本の食事のメニューはどうなりますか。」

という発問し,数名の生徒に発表させました。

〇給食からパンがなくなります。

〇大豆から作る,みそ,しょうゆ,納豆などが食べられなくなります。

〇毎日,卵かけご飯になります。などの意見がでて盛り上がりました。

授業が終わり,職員室へ戻る途中で一人の女子生徒が話かけてくれました。

自分の家は,パン屋をしているので,もし小麦が入ってこなくなれば,パンが作れなくなります。

という内容でした。

詳しく聞くと,学校の近くで母親がパン屋をしているとのことでした。

勤務が終わるとすぐにそのパン屋に行ってみました。

すると,かわいらしい,おいしそうなパンが並んでいましたので,大好きな塩あんパン,チョココルネ,ピザパンなどを買いました。

支払いをする時に,娘さんの紹介で来たことを母親に話しました。

さて,その塩あんパンを今朝食べましたが,とても美味しかったです。

今日の授業が始まる前に,その女子生徒が近づいてきて,

「昨日はありがとうございました。」とお礼を言いました。

授業を通して,生徒や保護者との良好な関係をつくることができることを実感しました。

また,パンを買いに行きます。うわさでは,メロンパンが美味しいということです。楽しみです。