道徳授業では,他の教科と同じように最初に「めあて」を提示し最後に「まとめ」をすることが大切だと言う教師がいます。
しかし,これは絶対ではないと思います。例えて言うなら,パンの中身が「あん」であることを最初に教えて,途中で「あんパン」の美味しさを考えさせて,最後に「あんパン」を食べさせて,やはり「あんパン」は美味しいよねと確認するようなものです。
これでは,ワクワク感がありません。楽しみがありません。
自分でパンの中身は「あん」かな「クリーム」かな,「チョコ」かなと考えをめぐらし,仲間と一緒に考えていく過程が大切ではないかと思います。
そして,最後にパンを食べてみて,やはり「あんパン」だった。
「あんパン」は美味しいねと確認するほうが感動も大きいのではないでしょうか。
例えが,分かりづらかったですかね。