半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5442 「ナナメの夕暮れ」

お笑いタレントオードリーの若林正恭さんの「ナナメの夕暮れ」(文春文庫)を読みました。
自分とは何か,お笑いとは何かなど,スルーできることを深く考える人だと思いました。同時に,細やかな心を持つ人だと思いました。
歳を重ねるにつれて「だいたいわかったから」という視点でとらえることができるようになった若林さんにちょっと安心したのは不思議な気持ちです。
中でも一番よかったのは,前田健さんのことを書いた「まえけんさん」という文章でした。
まえけんさんがいつも言っていた言葉「今,幸せ?」が今の私には心にとても染み込んできました。