半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5441 こいのぼりよ,力強く春空を泳げ!

今朝の読売新聞に矢島渚男さんの句が紹介されていました。
「力ある風出てきたり鯉幟」
ゴールデンウィークを前にして,そろそろ鯉のぼりが青空を泳ぎ始めています。
以前,東日本大震災を扱った道徳授業「こいのぼり」を創り実践しました。悲しみにあふれた被災地の空に,たくさんのこいのぼりが泳いでいました。
被災地の人々の気持ちに寄り添わせたいと思い,創った道徳授業でした。
その時の生徒感想です。
東日本大震災の中でもみんなと協力し合ってどうすれば記憶に残るかなどをしっかり考えていたのが心に残りました。自分には体験したことのないことでもしっかりと震災と同じように考えることができました。
東日本大震災で起きたことを忘れずにこれからも受け継ぎたいと思った。
〇今日の授業では少し忘れかけていた東日本大震災の話で,未だに苦しんでいる人や家族,家,友達を失った人もいることが改めて分かりました。今が平和であることに改めて感謝したいなあと思いました。