●「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午 文藝春秋)★★★
初めて読んだ作者さんです。
時代が違う,場面が違う複数の話が進んでいきます。
途中,おやっと思い前のページに行ったり来たりします。
何となく違和感がありながらも読みすすめていくと,最後で一気に作者のトリックに騙されたことがわかります。
本格的な推理小説でもあり,探偵ものでもあり,やはりこれは恋愛小説といったほうがいいのかもしません。
タイトルがいいですね。
最後の台詞もかっこいいです。
- 作者: 歌野晶午
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2007/05/01
- メディア: 文庫
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