半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3520 読破48冊目「葉桜の季節に君を想うということ」

●「葉桜の季節に君を想うということ」(歌野晶午 文藝春秋★★★
初めて読んだ作者さんです。
時代が違う,場面が違う複数の話が進んでいきます。
途中,おやっと思い前のページに行ったり来たりします。
何となく違和感がありながらも読みすすめていくと,最後で一気に作者のトリックに騙されたことがわかります。
本格的な推理小説でもあり,探偵ものでもあり,やはりこれは恋愛小説といったほうがいいのかもしません。
タイトルがいいですね。
最後の台詞もかっこいいです。

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)

葉桜の季節に君を想うということ (文春文庫)