半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4502 学年通心の反応

学年主任をして10年間,学年通心を発行しています。週に1回発行していますから,400号は軽くこえています。週に1回とは言え,ネタがなくてなかなか書けないことが度々ありました。しかし,週に1回発行すると決めたことなので,1回でも休んでしまうと次の発行をしなくなると思ったので,何とか振り絞って書いてきました。苦しくなった時に,思い出すのは保護者からの温かいメッセージです。例えば,
〇「毎週楽しみです」
〇「通信全部ファイルしています」
〇「通信に書いてあった〇〇の話は,とてもよかったです」
〇「毎週,冷蔵庫に貼っています」
〇「娘が卒業してしまうと,通心が読めないことがとても残念です」(この保護者には,弟を通じて通信を渡していました)
授業参観の時や卒業式などでこんな温かいメッセージをもらいました。
そして,今回,学校評価の自由記述として,こんなメッセージがありました。
〇「毎週発行されている学年通信は,私の教育書です」
こんなうれしいメッセージはありません。毎週100名以上に配布していますが,すべての生徒が保護者に渡しているとは思っていません。また,受け取った保護者がすべて読んでいるとは思っていません。しかし,学年通心を読んで心が動いた保護者が一人でもいれば,10年間発行し続けた甲斐があるというものです。
そんな保護者に向けて,学年通心を書き続けます。