昨日,ある中学校で行われた研究授業の感想です。
社会科の「アフリカの産業」という単元でした。
主にモノカルチャー経済の現状と問題を扱う単元です。一番,気になったのが,「どうすればアフリカ自体が幸せになるでしょうか」という発問です。
どうして「幸せ」という言葉を使ったのかが分かりませんでした。
ストレートに「経済発展」というに社会科用語を使ったほうがいいと思いました。
また,アフリカという大きなくくりではなく,具体的な国について,例えばガーナのカカオ農園の現状を教えて,考えせたほうが思考も深まると思います。
途中,目的がよくわからない班学習がありました。個人で調べても十分に答えがわかる課題でしたから,こんな疑問がわきました。
「主体的に学ぶ生徒」の姿を見せたくて班活動を取り入れたのでしょうか。
実際は,できる生徒が班を引っ張っていくような場面が見られました。