半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3853 大学生の社会科授業

昨日,研修に来ている県立大学生のYくんに小単元「奈良時代の農民の暮らし」を授業してもらいました。

20分程度の授業でしたが,いくつかの課題が見えました。

①話が長すぎる

②同じ説明が繰り返される

③発問がぼやけている

④生徒の活動場面が少ない

⑤フォローが少ない

①~⑥の授業することで,テンポとリズムが悪くなり,生徒が乗ってこない空気が漂っていました。

50分間,生徒を自分の席に座らせて授業をうけさせるためには,乗せてしまうしかありません。

スピードと小刻みな学習とフォローを繰り返すのです。

別の学級で,ある男子生徒がこんな発言をしました。

「社会科の授業は時間が経つのが早いです」

これぐらいの発言が出るような授業づくりを目指してほしいです。