半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3275 全国中学校道徳教育研究大会②

昨晩,東京から帰ってきましたので仕事がたまっていました。
ということで,今日は1日以下の仕事をしていました。
①中間テストの採点
②学年通心の作成
③「授業力&学級経営力」の原稿書き
④職員に配布する出張報告書の作成

結果,①と②が終わりました。明日からの授業に向けて頭を切り換える必要があります。

さて,昨日の続きです。
参観した道徳授業の気づきと感想です。
①生徒はとても落ち着いていた。
②教師も研究授業慣れしていた。
③挙手指名で進めていた。
④絵本の読み聞かせが上手かった。
⑤一応,全員参加をしていたようだ。(参観者が多くて,全部見えなかった)
⑥生徒へのフォローが少なかった。
⑦全体的に意欲的に参加している生徒が少なかった。
⑧発問があまり練られておらず,既成の発問だった。
⑨終了時間を守らなかった。

全体的に言えば,無難な授業でした。
この絵本を使って,どのようなことを教えたかったのか疑問です。
いくつもの価値が内在していて,どこに絞って授業を構成するのかが重要なのです。

授業を参観しながら,自分のプランを考えていました。
夜,ホテルで絵本の内容を分析してながら,いくつかの発問を考えてみました。
しかし,いい発問が浮かびませんでした。

いい話なのですが,道徳の教材としては不向きなのではないかと思えてきます。

しかし,せっかく東京まで行って参観しましたので,是非授業プランをつくり実践したいと思います。
今後,ゆっくりと授業プランを考えて行こうと思います。