半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3316 「教師修業セミナー2017冬」終わる

「教師修業セミナー2017冬」が無事に終わりました。
参加者数は,20名と少なかったですが,お互い濃い学びの時間を共有することができたと思います。
道徳模擬授業,生徒や保護者との信頼関係作り,道徳授業づくりなどについて,私を含めた5人の講師が30分間ずつ講座を担当しました。
道徳科に向けて一番大切なことは,教師が教材開発力を身につけておくことだと考えています。
道徳の教科書をそのままやっても,今までの道徳とほとんど変わらないでしょう。
そうならないためにも,教科書だけに頼らずに,他の教材を開発し実践することが重要なのです。
自作の教材開発ができるようになれば,教科書をうまく料理しなおすこともできます。
そういった意味で,教材開発力を身に付けてほしいという話をしました。
最後に,新聞記事を使った道徳授業プランを紹介しました。
タイトルは,「ボランティアに必要なこと」です。
資料を使って生徒に何を教えたいのかを考える時間を設けました。
ちょっとした演習を取り入れることで,参加者の意欲も高まると考えたからです。
3時間半の短い時間でしたが,地元の教師が地元の教師と一緒に学ぶことができた有意義なセミナーとなりました。
公的な研修会では絶対に学べないことをきっと学べたと自負しています。
次は,来年の6月に開催予定です。