半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

5831 宿題って必要か

今日の読売新聞の「THE 論点」のページに「宿題って必要か?」という記事が載っていました。

興味をもったのは,世界の宿題です。

「算数の宿題をどのくらい出しますか」の日本,香港,ドイツ,シンガポール,米国,フランス,韓国の調査結果でした。

毎日,宿題を出しているのは,香港が1位で92%,日本は58.7%でした。

逆に出していないのは,フランスが35.4%で1位で,日本が7.1%でした。

必要かどうかは,教師と保護者では意見が分かれるところです。

さて,私は,毎時間配付している学習プリント(B5サイズ)は,時間がある時にやって提出したい生徒は提出するように指導しています。

それ以外は,「自学ノート」があります。これも自由提出です。

例えば,こんなことを学習しています。

➀授業の振り返りをまとめる。

➁社会科に関して自分で調べたことをノートにまとめる。

③教科書の内容をまとめる。

④テスト勉強をする。

⑤テストのやり直しをする。

学習プリントと自学ノートを合わせると各学級,毎日10冊程度提出しています。

宿題が必要かどうかの議論は別にして,生徒が宿題を提出したくなる授業をすることも大切なことだと思うのです。