半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4970 「一刀斎夢録(下)」読破

「一刀斎酔夢(下)」(浅田次郎 文春文庫)を読み終わりました。新選組三番隊長である斎藤一が,戊辰戦争西南戦争など時代が大きく変わる中で,どのように生きたかを描いたものです。居合の名人ですが,その描写が生々しく浅田氏の筆力の凄さがわかります。また,つかみどころがないほどの大人物である西郷隆盛を別の視点からとらえることができました。
午後は,21日に公開する道徳授業の指導略案作成をしましたが,授業の構成をどうするかずっと悩んでいます。生徒の思考がスムーズに流れるように,ねらいに近づけるためにはどのような構成にすればいのかが,なかなか決まりません。こんな時は,潔く諦めます。明日また考えることにします。