半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2511 読破12冊目「さよならの手口」

●「さよならの手口」(若竹七海 文春文庫)★★★
腰のほうも50%程度回復してきました。
立つ時に痛みがありますので,「よいしょ」と声を出しながらゆっくりと立っています。
ずっと立ちっぱなしの50分間の授業がいかに腰に負担をかけているか実感しています。
先日の長崎大学への往復運転で回復が遅れたようです。

「このミステリーがすごい」で上位にランキングされていましたので,さっそく読んでみました。
ある女性探偵が失踪した人物を探していくうちに,別の事件がリンクしていきます。
多くのネタが散りばめられてあり,この1冊で3冊は推理小説が書ける感じです。
シリアスな展開の中にも笑いがあり伏線も見事です。なかなかの作家だと思いました。
この作家の本を読んでみようと思います。

さよならの手口 (文春文庫)

さよならの手口 (文春文庫)