半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4964 令和4年の初詣

今日は久々に家族4人が揃って初詣に行きました。それぞれの仕事の都合で日程が合わなかったので4年ぶりぐらいとなります。午後は,ゆっくりと読書。
「日本の運命について語ろう」(浅田次郎 幻冬舎文庫)です。
これがとても読みやすく面白かったです。社会科教師として,学ぶことが多い内容でした。
浅田氏は,あとがきにこんなことを書いています。
「昔の人は個の利益よりも衆の利益を優先し,現在よりも未来を大切に考えていた。時代が下がるほどにそうした理念は失われて,人はより刹那主義と個人主義の中に幸福を見出すようになった。」
胸が痛くなる一文です。

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