半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4704 修学旅行の振り返る200字作文

今日の1時間目に修学旅行の振り返りをさせるために200字作文を書かせました。
タイトルは「仲間ぢからは( )%まで強まった」です。1年生の時から仲間の大切さを繰り返し指導してきた結果を出すのが,修学旅行だと考えているからです。
生徒の作文をいくつか紹介します。
〇仲間ぢからは85%まで強まったと思います。理由は。一人一人が次の幸動を考えて動いていたからです。幸動力を発揮できた場面や運転手,添乗員,カメラマンなどの私たちがお世話になった方へのあいさつもできたと思います。残りの15%は,食事中の私語やバスガイドの方が話をしているのに聞いていない人がいたなどちょっとしたことがまだできていなかったので85%にしました。卒業式までに仲間ぢからを100%にしていきます。
〇修学旅行を通して,学年の仲間ぢからは90%まで強まったと感じた。なぜなら,平戸・生月方面ではクラスの仲間と一緒に学べたし,たくさんの人と話すことができたからだ。それなら,なぜ100%にしないだろうかと思う人もいるかもしれない。それは完全な100%になるのは,卒業式のときがいいと考えたからだ。私は卒業したらみんなと遠く離れてしまうので,それまでにゆっくりと仲間ぢからを深めていきたい。
〇なぜ200%高まったかというと,今までの学校行事も成功していたが,修学旅行はもっと成功したからだ。その証拠にハウステンボスではクラスを越えて,自由だった。また,3年生全員が力を合わせたから,このような結果になったと思う。実行委員として,みんなの笑顔が見ることができて,とても嬉しかった。山中先生が話していた「場所ではなく,誰と思い出をつくるか」ということを,とても感じることができた2日間だった。

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