半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4469 3年ぶりの再会

今日,前任校であるA中学校の卒業生12名が,会いに来てくれました。高校卒業の報告をするためです。この生徒たちは,1年から3年まで持ち上がった生徒たちですから,思い入れも大きかったです。入学式の次の日の学年集会で「3年間で成長することの大切さ」や「3年間のゴールである卒業式を最高にものにしよう」と中学生になった直後に,彼らのゴールを提示しました。そして,そのゴールに向かうために様々な取り組みをしてきました。「幸動貯金」「修学旅行の自由時間獲得作戦」などです。1年生の頃は,ごたごたとしていたこの生徒たちですが,2年生の後半から見違えるように良くなり,3年生では何の問題も起きませんでした。そして,感動の卒業式を迎えることができました。これによって,3年間を見通した教育の重要性を実感しました。
そんな彼らも,故郷を離れてそれぞれの道を歩むのです。彼らが成人式を迎える時に,私は還暦となります。
その時に,再び会えることを楽しみにしています。