半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

4618 1945年8月9日11時2分

振替休日の本日,平和学習のための登校日でした。昨夜からの台風の影響が心配でしたが,生徒が登校する時間帯は,雨も上がり晴れ間も見えてきました。9時から30分間ほど生徒玄関に立ち,あいさつ運動をしました。約20日の休みがありましたので,生徒の変化を観察するためです。各学級での学活の後,平和集会がありました。この状況で体育館での集会は無理ですから,リモート集会となりました。主な内容は,
①学校長の話
②平和実行委員による発表
長崎市平和祈念式典の視聴
④11時2分の黙とう
⑤感想文
でした。
平和学習を続ける意義は大いにあると思っています。しかし,年年,生徒の意識が薄くなっていっているように感じます。原爆と生徒,戦争と生徒の距離が遠くなっているように感じます。今後,原爆の直接体験者が減少していく中で,どのような平和学習をすればいいのか,じっくりと考える時期なのかもしれません。

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