半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2520 登校日と校内研修

今日は,長崎原爆の日です。
長崎県内の学校では,毎年この日を登校日として平和学習を行っています。
11時2分,原爆が投下された時刻に黙祷をささげます。
戦後70年が経過して,子供たちに平和や戦争についてどうやって教えていくか,またどう考えさせるか,現場で悩んでいる教師は少なくありません。
しかし,原爆や戦争の恐ろしさを伝えていくことも大切です。
おそらく全国的にも夏休み中に登校日を設けている学校は,そんなに多くはないでしょう。
長崎の子供たちは,この猛暑の中,平和について学習することで記憶には残っていくと思います。




午後には,校内研修で私が「学習意欲を高める日常授業の改善」というテーマで講義をしました。
私からの一方的な話だけでなく,他の先生たちの意見を聞きながらのプレゼンでしたが,全職員真剣に取り組む姿がよかったです。
研究授業レベルではなく,いつも行っている日常授業にどのような工夫をすれば,生徒が意欲的になるのか,そんな内容にしました。
これは,野中信行先生が提唱されている「味噌汁・ご飯」授業に影響を受けたからです。

もう少し時間があれば,質問も受けることができましたが,次の会議がありましたので終わりました。

次の教育雑談会で,質問や意見が出ればいいなとも思います。

残された時間は,あと7年間です。
いろいろな機会や場面で後輩教師を育てることを意識して,発言し動いているつもりです。