2020-03-27 4028 零れ幸い 言葉抄 「JAFMATE」4月号に日本文学研究者であるロバートキャンベルさんが,幸せについて書いていました。 この中で「零(こぼ)れ幸い」という言葉がありました。 「予期しないし,与えられるのに十分な努力もしていないかもしれないが,それがかえって一瞬の嬉しさを倍増させる」と説明されています。 まあ,棚からぼた餅と同じ意味です。 「棚ぼた」というよりも「零れ幸い」と言ったほうが,日本語の美しさが伝わると思いますが,いかがでしょうか。「零れ幸い」という言葉を生徒に伝えたくなりました。