半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3993 読破9冊目「海の地政学」

〇「海の地政学」(竹田いさみ 中公新書★★★★

最近,海洋に関することに興味をもっていて,新聞記事や雑誌などを読んでいます。

例えば,「海底ケーブル」です。

例えば,北極圏の氷が溶けだしていて,北極圏を船で通過できるようになっているそうです。となれば,ロシアの動きも気になるところです。

そんな流れで,この本を読みました。

大きく分けて,4つのことが書かれています。

①イギリスの海洋覇権の歴史

アメリカの海洋覇権の歴史

③中国の動き

④日本はどうすればいいのか

領海12カイリや接続水域,EEZ排他的経済水域)などがどうやって決まったのかがよくわかりました。

また,中国の海をめぐる挑発的な動きに対して,日本は早急な対応が求められています。

見えない国境を巡って私たちが知らないところで,海上保安庁海上自衛隊が日夜活動して,国民の安全を守っていることを忘れてはいけないのです。

 

海の地政学-覇権をめぐる400年史 (中公新書)

海の地政学-覇権をめぐる400年史 (中公新書)