半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3909 植松努さんの講演会

今日は朝から部活指導。

午後は,県立大学のYくんと一緒にPTA主催の講演会に参加しました。

講師は,植松努さんです。自力でロケットを飛ばし,人工衛星をつくり,無重力装置を作った人です。

植松さんの著書である「空想教室」をもとして道徳授業「思うは招く」を創り先週実践したばかりです。何かの縁を感じました。
とても話が分かりやすく上手で1時間半があっという間に終わりました。

聞くことに集中したので,あまりメモをとることができませんでした。

わずかなメモの中から,心に残ったキーワードを紹介します。


〇「楽(らく)」ばかりをすると無能になる」
〇「楽(らく)じゃなく楽しいことを探そう」
〇「違うと必要とされる」
〇「ちゃんとしなさいは危険な言葉」
〇「失敗はデータ」
〇「失敗に罰を与えない」
〇「不安の向こうによろこびがある」
〇「勇気を出して頼られたら助けよう」
〇「アドバイスは情報を与えよう」
〇「人生はフライングしたほうが先に進める」
〇「夢とは好きなことをやること。仕事は人の役に立つこと」

聞き終わった時,心が柔らかになるのがわかりました。
こういったことを積み重ねて「感性」が磨かれるのではないかと思いました。
「感性」とは,柔らかい心を持つことではないでしょうか。
是非,生徒たちにも聞かせたい素晴らしい講演でした。