昨日の研究発表に参加して考えたことです。
普通の学校現場で2年間の研究を重ね,その成果を発表をすることは難しいということ。
研究に多くの時間をとられてしまい,日常授業に支障が出てるのではないかと思います。
研究主題にとらわれすぎて,日常授業に専念できない教師もいたことででしょう。
これでは,本末転倒です。
日常授業がきちんとできる教師を育成していかなければ,学力向上も望めないと思うのです。
全員参加の授業ができない教師や指導技術もほとんど知らない教師に,生徒が主体的に学ぶような授業ができるわけがありません。
もっと教師の基礎力を固める必要があります。
教師一人一人の学びのモチベーションを高めることが大切なのです。
主体的に学ぶ生徒を育成したいのであれば,まずは教師が主体的に学ぶことです。
教育雑誌,教育書,セミナー,サークルなど学ぶ楽しさを体験するのです。
そのためには,時間的な余裕が必要です。
研究指定を受けたら,こんな楽しい時間は生み出せません。
真の働き方改革を進めるのであれば,このような研究指定や研究発表を減らすことです。