半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

2515 大学生の授業

本日,県立大学のIくんが1年2組で社会科の授業を行いました。
単元は,戦国大名南蛮貿易でした。
1週間,教科書研究を頑張っていて,教科書に掲載されている写真や図を活用する授業展開でした。初めての授業でしたが,生徒の関心を高める工夫がありました。
その授業を見ながらメモしたことを紹介します。

①教師の説明が長い
   ↓
②生徒の活動(読む,考える,書く,発表する)が少ない
   ↓
③教師が個々の生徒を評価できない
   ↓
④教師が個々の生徒をフォローできない
   ↓
⑤生徒のやる気が高まらない
   ↓
⑥授業がうまくいかなくなる

50分間の授業内で行うことを大雑把に言うと
①教師の説明
②生徒の活動(読む)
③生徒の活動(考える)
④生徒の活動(書く)
⑤生徒の活動(発表する)
⑥生徒の活動(調べる)
⑦教師のフォロー
となります。

これらを単純に50分間でやるとすれば,それぞれが7分程度となります。
しかし,現実は教師の説明が長くなってしまいます。
ですからこういった時間を意識するだけで,授業にテンポが出てくるのです。

Iくんは,来週もう1回違う学級で同じ単元を授業します。
リベンジです。