半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3711 活動ありきの授業

「内外教育」2019年4月9日号の「ラウンジ」というコーナーを読んで驚きました。

理由は,私の考えと同じだったからです。

教育の不易である「一斉授業」を軽く扱うような風潮に異を唱えています。

〈引用始まり〉

最近,授業の基本である導入・展開・まとめの流れを軽視した「対話活動ありき」の授業が増えてきており,懸念している。アクティブラーニング(対話活動)の授業は,生徒同士で話あっているので授業が盛り上がっているように感じ,生徒の主体的な学習がなされているように思える。しかし,そのざわめきの中身が,すべて学習に関するものかどうかを確かめることは意外と難しい。議論の深まり具合が生徒任せになっている面も否めない。

〈引用終わり〉

一斉授業ができない教師は,活動的な学習やアクティブラーニングなど成立させることは難しいというのが,私の考えです。

このあたりのことを夏に出る「教師のチカラ」38号に書きましたので,読んでみてください。