昨日の午後からの卒業式全体練習中に,サイレンがなりました。3.11の黙祷のためです。もちろん体育館にも聞こえてきました。しかし,うちの学校は黙祷を捧げませんでした。そのまま,卒業式練習が続行されました。このサイレンが何なのかを生徒たちも知っていたはずです。もちろん校長も同席していました。卒業式を無事に行うことができるのはどうしてなのかを生徒に考えさせるべきだったと思います。自分たちは「生かされている幸福」を語るべきだったと思います。残念です。
生徒のココロを育てるチャンスがあると思います。このチャンスを逃すと次のチャンスが再びくるとは限りません。
私自身も,あの時,あの生徒に声をかけておけばよかったとか,話をしておけばよかったとか,後悔することが多々あります。
そんな経験があるからこそ,出来るだけチャンスを逃さないようにしています。
ここぞと思ったら,生徒の前に出て話をしています。
ちなみに黙祷だけは,今日の全体練習中に捧げました。
もちろん,3.11に関する話などはなかったです。これもまた残念です。