半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3591 サークル例会

今日の夜は,サークルの例会でした。
集まったメンバーは4人でした。
A先生は,夏休みに行ったセミナーでの学びの報告でした。
特に道徳読みについて,中学校でどこまで有効なのか疑問が残ります。
もちろん,教師の授業力によっても差が生まれると思いますが,さすがに毎時間行うことは難しいでしょう。
しかし,指導方法の一つであることを認識していれば実践に大いに役立つと思います。
私は,道徳科の評価についての考えを紹介しました。
評価ばかりに力を注ぐのではなく,教材研究や授業改善に力を注いだほうがいいというのが私の考えです。
評価については,肩の力を抜いて,生徒の良いところを書いて伸ばす文言を書けばいいと思っています。

残りの時間は,来年4月から道徳科になり教科書を中心に授業を進めることになります。
その時に,教師の授業力の差がハッキリと出てくると予想します。
教科の授業では,学年一人が教科を教えていますから,教師の授業力を横の比較ですることはできません。
しかし,道徳科は同じ教科書の同じ教材で授業を行いますから,教師によって生徒の反応が違ってきます。また,意見交流が活発になるか,静かになるか違ってきます。
また,生徒の感想も教師によって違ってくるはずです。

これでは,道徳科の評価の公平性が損なわれてしまうかもしれません。

ということで4月までに,評価の研修よりも道徳科の指導方法や教材研究のやり方,発問づくりなどの研修を重ねておく必要があると思います。