半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3552 読破61冊目「授業づくりネットワーク№28 実践!道徳授業」

●「授業づくりネットワーク№28 実践!道徳授業」(学事出版)★★★
11月に神戸で開催される全日本中学校道徳教育研究大会兵庫大会の第4分科会で提案をします。
与えられたテーマは「道徳科における多様な指導法」です。
現在,その大会冊子の原稿を書いているため,道徳関係の本を読みあさっています。
この本もその目的で購入しましたが,巻頭対談「全実施目前,道徳の本質を問う」の部分は正直よくわかりませんでした。
しかし,実践的な内容も豊富で,著者も佐藤幸司先生,堀川真理先生,赤坂真二先生,金大竜先生などの名前が並んでいました。
道徳授業には多様なやりかたがあることが改めて分かりました。
しかし,理論的には素晴らしくても実践してみると上手くいかない場合が多いのです。
教師自身が未熟だからでしょうか?理論と実践がうまく結びつかないからでしょうか?
1つの理論に基づいて実践すれば絶対にうまくいくという方法はないと思います。
ですから,いろいろな理論を学び,様々な指導法を学び,多くの指導技術を身に付けようとがんばっているのです。
最後に金先生の文章を紹介しておきます。


〈引用はじまり〉
「大切なことはわかる。わかっているけれどできないことがあるんだ。僕たちがあたり前と思っていたことは本当に当たり前なのだろうか」ということを感じ,考えられるような授業にしたいのです。」
〈引用終わり〉

原稿の締め切りが迫っています。もう一息です。がんばります。

授業づくりネットワークNo.28―実践! 道徳授業 (授業づくりネットワーク No. 28)

授業づくりネットワークNo.28―実践! 道徳授業 (授業づくりネットワーク No. 28)

全中道研の最終案内はこちらです。
http://www.eonet.ne.jp/~zncd52hyg/zentyudohyogofinal.pdf