半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3556 一応の完成

全日本中学校道徳教育研究大会兵庫大会の大会冊子の原稿が一応完成し,担当の校長先生へ送りました。
A4サイズで4枚という少ないページですが,書きたいことがたくさんありすぎて,削るのが難しかったです。
タイトルは,「考えたくなる,議論したくなる教科書教材活用の工夫」にしました。
理論ではなく,参加者がすぐに実践できるように多くの具体例を示しました。
来年度から,道徳科になり教科書が使えるようになります。
これでひと安心と考えている教師はほとんどいないと思います。
指導書通りにやったとしても,はたしてうまくいくのか疑問に思っているからです。
生徒の反応はどうだろうか,しっかりと考えてくれるだろうか,活発な発表はできるだろうか,思考の深まりはあるのだろうか,様々な不安があることでしょう。
そんな不安な教師のために,この原稿を書きました。
全国大会ですから,多くの意見や批判があると思いますが,そこのあたりも楽しみにしています。
あとは,分科会の発表プレゼンをつくっていきます。
ただし,原稿を読むだけの形式的な発表はしたくありません。もっと言えばPPTを使わないでホワイトボードだけで発表したいと考えています。
参加者と意見を交流させながら,深めていくような感じがいいなあと思っています。

まあ,実行委員の意向もありますから,どうなるかまだわかりません。