半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3864 平成30年を振り返って

平成30年もいろいろな教師修業をしてきました。

思いつくままに,列挙します。

 

熊本市立J中学校の校内研修で講義実施

 桃崎先生にから依頼されて「考え,議論する道徳授業づくり」についての講義をしました。J中学の先生方の学びの意欲がとても素晴らしかったです。


②『授業力&学級経営力』(明治図書)の1年間の連載終了

 はじめは1年間継続することができるかどうか不安でした。しかし,若手教師のためにというスタンスで書かせていだだきましたので,締め切りもきちんと守ることができました。月ごとに何を書くべきかをいつも考えていました。


③『授業力&学級経営力4月号』(明治図書)に原稿執筆

 連載が終了した後でも,原稿依頼がありました。ありがたいことです。


④『とっておきの道徳授業13』(日本標準)に

  「こいのぼり」「幼いとき,大人になったとき」の原稿執筆

 2年ぶりの新刊でした。1号から13号まですべてに原稿を書かせてもらいました。

 教科書を使うようになっても,オリジナル道徳授業づくりの技は大いに活かせます。


佐世保市立H中学校へ異動

 7年間勤務したA中学校から新しい学校へ異動しました。

 A中学校の2倍の生徒数で戸惑いもありました。

 生徒との関係づくりを考えた9ヶ月間でした。


⑥「教師修業セミナー2018夏」で講座担当

 毎年の恒例行事となっています。

 夏は,佐世保教育サークルのメンバーを中心にしたこじんまりとした内容でした。

 これからも地元の教師を元気にするセミナーは続けたいと思います。


⑦『小六教育技術』(小学館)に道徳授業「一秒の言葉」の原稿執筆

 サークル代表の佐藤幸司先生からの依頼で書きました。小学教師向けの雑誌ですが,中学1年生で実施したことを思い出しながら執筆しました。小学館教育雑誌に初めて書かせていただきました。


⑧『授業力&学級経営力9月号』(明治図書)に原稿執筆


⑨『授業力&学級経営力11月号』(明治図書)に原稿執筆


⑩全日本道徳教育研究大会兵庫大会の第4分科会で発表

 昨年の九州道徳教育研究大会に引き続き,大きな仕事でした。この発表を受けた時に2つのことを決めました。

 1つは,研究発表ではなく,実践発表にすること。

 2つは,原稿を読まずに会場の空気を感じながらライブで話を進めること。

 質問が多かったことから,良くも悪くも何かしらの提案ができたと思っています。

 このような大きな大会の経験をいただいたことを本当にうれしく思います。

 

⑪「教師修業セミナー2018秋」で講座担当

 鈴木健二先生を招聘してのセミナーでした。鈴木先生の講座では,道徳授業の発問づくりについて大きな学びを得ることができます。来年も開催する予定です。

 私は,教科書を使ってどのように道徳授業をつくるかについて話しました。オリジナル授業づくりとは違って,新たな試みでした。

 

いよいよ平成30年も終わります。

平成31年では,どんな教師修業が待っているのでしょうか。とりあえず,1月23日には,市道徳部会で道徳授業を公開します。

教科書教材を使った授業に挑戦するのは,初めてです。

今までと違って,参加する先生たちに宿題を出しています。道徳授業を通して,みんなで学ぶ、意見を交流させたいと考えたからです。

また,研究授業や授業研究という言葉を使わないようにしました。そのかわり,授業公開,交流という言葉を使いました。もっと,気軽に話ができるようにしたいと考えたからです。

このように,平成31年は,新たな試みを考えています。どんな1年になるか,楽しみです。

このブログを見て戴き,本当にありがとうございます。

来年も,どうぞよろしくお願いします。