半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3467 道徳授業②

昨日,3年1組で道徳授業を行いました。
ローテーション道徳ですから,前回3年3組で行った授業と同じ「天才なんていない」です。
志村けんさんの生き方を題材にしたものです。
1組では初めての道徳授業でしたが,生徒は真剣に時には楽しく授業を受けていました。
道徳のワークシートを読むと,それがよく分かります。
そして今日,保護者からのコメントが届きました。
こういった反応があると本当にうれしいです。
1つの道徳授業が家族の会話のネタになったことが正直うれしいのです。
ローテーション道徳の良さは,同じ授業を短期間で複数回実践できることです。
前回で上手くいかなかった部分を次の週の道徳授業で改善できます。
例えば,ある指示を出して生徒の反応があまりよくなかった場合,違う方法をとることができます。
ある発問をして,生徒の意見が浅かったり広がりがなかった場合は,次の授業で発問を練り直す必要がでてきます。
このような意味でも,ローテーション道徳授業を繰り返すことで,教師の道徳授業力は確実に高まると思うのです。