半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3167 読破46冊目「道徳教育8月号」

●「道徳教育8月号」(明治図書★★★
本号で,一番興味を持ったのは,山中伸之先生の「シミュレーション」についてです。
道徳授業を創るときに,生徒はどんな意見をどんな発表するだろうか,どんな表情をするだろうか,真剣に考えることができるだろうか,驚くだろうか,納得するだろうかなどを考えます。
つまり,生徒の実態を考えながら,発問を考えたり,資料の提示方法などを考えるのです。
ローテーション道徳授業をやっているので,同じ授業を2回できます。
1回目でうまくいかなった部分を次の週に変えて実践できるので,道徳授業の上達のためにも,大いに役に立っています。
シミレーション通りにいかなかった部分を,すぐに改善できるということがローテーション道徳授業のよいところなのです。

道徳教育 2017年 08月号

道徳教育 2017年 08月号