半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3665 知識はそんなに重要ではないのか

現在の学校教育では,「知識が豊かな生徒を育てる」ことはあまり好まれていないように感じます。

社会科の4つの評価観点でも知識理解は一番下にあります。

①関心・意欲・態度

②社会的思考・判断

③資料活用・表現

④知識・理解

といった感じです。

しかし,基礎的な知識(例えば,県名を知らない,県名を漢字で書けない,都道府県の位置を知らないなど)が身についていない生徒は少なくありません。

そういった生徒が社会的思考や判断ができるのでしょうか。

資料活用・表現ができるのでしょうか。

知識がないと深い思考はできません。

知識がないと豊かな表現ができません。

やはり知識は豊かなほうが絶対に有利なのです。

このことについて,千葉の松尾英明先生がご自身のブログで書かれていましたので,一部を紹介します。

野口芳宏先生の言葉です。

上の立場で
「知識が重要ではない」
と言ってる人たちは、みんな知識が多い。

なるほどです。

松尾先生も言っています。

「知識は重要である。
多ければ多いほど考える材料が豊富になる」

なるほどです。

伊藤先生のブログはこちらです。是非,ご一読お願いします。

hide-m-hyde.blogspot.com