現在の学校教育では,「知識が豊かな生徒を育てる」ことはあまり好まれていないように感じます。
社会科の4つの評価観点でも知識理解は一番下にあります。
①関心・意欲・態度
②社会的思考・判断
③資料活用・表現
④知識・理解
といった感じです。
しかし,基礎的な知識(例えば,県名を知らない,県名を漢字で書けない,都道府県の位置を知らないなど)が身についていない生徒は少なくありません。
そういった生徒が社会的思考や判断ができるのでしょうか。
資料活用・表現ができるのでしょうか。
知識がないと深い思考はできません。
知識がないと豊かな表現ができません。
やはり知識は豊かなほうが絶対に有利なのです。
このことについて,千葉の松尾英明先生がご自身のブログで書かれていましたので,一部を紹介します。
野口芳宏先生の言葉です。
上の立場で
「知識が重要ではない」
と言ってる人たちは、みんな知識が多い。
なるほどです。
松尾先生も言っています。
「知識は重要である。
多ければ多いほど考える材料が豊富になる」
なるほどです。
伊藤先生のブログはこちらです。是非,ご一読お願いします。