半径3mの教育論

中学教師の教育雑感記

3439 サークル例会

今日の夜は,2ヶ月ぶりのサークルでした。
集まったメンバーは,5人でした。
その中に,わざわざ長崎から電車でかけつけたKくんもいました。
この熱意には,頭が下がります。
内容は,
A先生は,いじめについての道徳授業報告でした。いじめを扱った道徳授業のほとんどは,いじめについての深刻な内容を扱ったものです。(新聞記事や遺書など)
しかし,毎回このような内容では,生徒の思考も鈍り,真剣に考えることがなくなってしまうのように思います。
たまには,別の資料を使った道徳授業を実施することも効果的です。
そういった意味でも,A先生が扱った「詩」は,中学校でも使えると思いました。
B先生とC先生からは,学級通信の実際。
私は,学年通心と雑誌原稿(200字作文,学級通信について書いたもの)を持参しました。

話題に挙がったのは,「ヒドゥンカリキュラム」の大切さについてです。
生徒との信頼関係づくりのための,小さな行動の積み重ねがいかに大切なのか,他の先生たちもわかってほしいです。
動くべき時に動かない,話すべき時に話しかけないのは,ゆくゆくは教師自身が苦しむことになるのですから。
「3・7・30」の30日が終わります。
30日間は,必死に学級づくり,生徒との信頼関係づくりをすべき時間なのです。
ゆっくりとお茶を飲んだり,おしゃべりをしたりする時間ではないと心得るべきです。